スワッチパターンの読み方

ステッチパターンとセーターのサンプルデザインはシャーリーのHP http://www.shirleypaden.com/ から、EVENTS AND LECTURESをクリック。次のページの左側「RAVELRY Group DAL 2」をクリックするとファイルが出てきます。ファイルにはステッチパターンのチャートと英語での段ごとの編み方があります。これはプリントアウトしましょう。ステッチパターンは志田ひとみさんのクチュールニット模様編み250の86番と同じです。

このパターンは裏側での操作があるのでチャートで編むよりは文章で編んだ方が混乱しません。表側を編むときはチャートを見ながら模様が正しいか確認してください。


英語の編み物用語の翻訳は検索するといろいろ出てきます。
シンボルが全部書き込めないので、1ページ目の表の上からの番号で説明します。
一番上の赤字がまるで囲われているのはセンターステッチを意味します。18目めの裏目の部分です。マーカーをつける場合はこの目の始めか終わりにするといいでしょう。パターンには表示されていませんが青地のパターンの奇数段では最初もセンターステッチなので、マーカーを入れると編みやすいでしょう。

1(+):S=端編み→毎段の編み始めの目と終わりの目を表目で編む
2(I):K=編み地表側で表目、P=裏側で裏目
3(−):P=編み地表側で裏目、K=裏側で表目
4(人):K2tog=左上二目一度、表側は二目一緒に表目で編む、P2tog=裏側は二目一緒に裏目で編む
5(入):SSK=右上二目一度、表側は一目づつ2目を右の針に表目を編むように右の針へ移す、左側の針を右の針に移した2目に前から入れて二目一度する。、SSP=裏側は一目づつ2目を右の針に表目を編むように右の針へ移す、ねじれた状態になっている2目をそのまま左の針へ戻す、右の針で目の後ろから2目一緒に編む。
6 (○):YO=かけ目
7:ねじり目=編み地表側:編み目の後ろ側から針を入れて表目を編む。編み地裏側:編み目の後ろ側から針を入れて裏目を編む
8:巻きスモッキングケーブルニードルを使って編み、編み地の前に持ってきてケーブルニードルにかかっている目を巻く、糸を前から後ろへ(時計と反対周り)と2回もしくは5回巻く。図を参照。

 巻きスモッキングの編み方2:巻くときはややきつめに巻くとスモッキングが効果的に出来る。ケーブルニードルにかかっている目を右の針へそのまま移す。

どうしても分からない場合はコメントを入れてください。


次にスワッチを編みます、自分の好きな糸を選んでください。色は薄い方がステッチがはっきり見えます。1ページ目のチャート上の青い線までが『1回繰り返し』です。

この際です、英語のパターンを読めて編めるようになりましょう!

仕事の合間でやりますので、寸時で対応するのが無理な事もあります、どうぞご了承ください。

以下は先回のDALの日本語サポートからです。

たぶん英語のパターンを始めて編む人にはなじみのないものに「PurlwiseとKnitwise」「tbl」があると思います。

「PurlwiseとKnitwise」ここではすべり目のときに使われます。「Purlwise」は裏目を編むときのように左の針から右の針へそのまま目を移します。「Knitwise」は表目を編むときの様に右の針の先を左の針ににかかっている目の左前から入れて目を移します。移された目はねじりがかかっています。「tbl」はthrough back loop→針にかかっている目の左側、針の後に回っている方の目を通してとなります。

目をねじるときに使います。なになに???の場合はYoutubuで英語をそのままタイプすると一目瞭然のビデオが見られますよ。これから訳す記号は裏を編むときに頭の中で考えていた目を説明してくれています。裏の段(裏側)で模様を編む場合にとっても便利です。