シャーリーのKAL

 しばらくシャーリーのKALの事が大部分になる、それはそれで楽しみだったりする。
シャ-リーのご挨拶を先に訳すか、パターンを訳すかと考えたけれどリクエストが入ったのでパターンの1ページ目から訳す事にする。注:記号が書き込めないので許してね。
アルファベットの記号は24日の日記を見て勉強してくださいね〜。

  • 1ページ目

チャートは日本人にとって問題ないと思うのでかるーくいきます。赤枠は繰り返し。「+」は端編みの記号。「Selvedge」は端編み。「1"pulas"st」これはこの模様のバランスを取るために追加する目。「Multiple」は繰り返し。

右側の記号の説明
模様編みの名前は「円と蝶々」、16目の繰り返し+1目/26段 (毎段の最初の目と終わりの目は常に表目で編み端編みとする)

たぶん英語のパターンを始めて編む人にはなじみのないものに「PurlwiseとKnitwise」「tbl」があると思います。
「PurlwiseとKnitwise」ここではすべり目のときに使われます。「Purlwise」は裏目を編むときのように左の針から右の針へそのまま目を移します。「Knitwise」は表目を編むときの様に右の針の先を左の針ににかかっている目の左前から入れて目を移します。移された目はねじりがかかっています。「tbl」はthrough back loop→針にかかっている目の左側、針の後に回っている方の目を通してとなります。
目をねじるときに使います。なになに???の場合はYoutubuで英語をそのままタイプすると一目瞭然のビデオが見られますよ。これから訳す記号は裏を編むときに頭の中で考えていた目を説明してくれています。裏の段(裏側)で模様を編む場合にとっても便利です。

□:表側で表目、裏側で裏目
−:表側で裏目、裏側で表目
入:表側で右上2目一度、*裏側で裏目の後の目を通しての左上2目一度
人:表側で左上2目一度、裏側で裏目の左上2目一度
○:かけ目
ねじり目:表側で後ろの目を通して表目、裏側で後ろの目を通して裏目
+:端目、常に表目
:繰り返し
ねじり目の右上2目一度:裏目を編むようにすべり目、表1目、すべり目を表1目にかぶせる
ねじり目の左上2目一度:*裏目を編むようにすべり目2目、左の針先ですべり目した二目を一目づつ表目を編むようにねじりながら右の針から左の針へ移す、左上2目一度を編む。
左目に通すノット:3目先の目に右の針先を入れて右の2目にかぶせる。表1目、かけ目、表1目

一つ目の*このやり方をすると目がねじれるんだけれど、この編み物場合あんまり目立たないのでこの方法で指定してあります。もしとっても気になるようであれば自力でやってみてください。ねじり目の左上2目一度のやり方は志田ひとみさんの本の説明の方が左右対称になります。これも個人の自由です。どっちでもあんまり分らないです。

今日はここまで。かけ目のバリエーションは後日。

かけ目のバリエーション→かけ目は目と目の間に渡った糸。かけ目のはじめと終わりにくる目によってかけ方が代わる(表というのは自分に近い方、裏というのは遠い方

1.表目から表目→糸を針間から表にもってくる、次の目を編む。糸は編み針の上を渡る。
2.表目から裏目→糸を針間から表に持ってくる、そのまま針の上を通って同じように表に持ってくる。糸は裏目を編む状態。(糸を針にくるりんと巻きつけるってことです
3.裏目から裏目→糸を針の上を通って後ろへもって行き針間から表に持ってくる。
4.裏目から表目→糸を表に置いたまま表目を編む。自然にかけ目ができる。

注意:かけ目は常に他の普通飲めと同じ状態で針にかかっている根元はねじれてはいない。

次回は2ページ目。文章のパターンです。最低でも1ページ目の記号の意味を覚えておきましょう。