VK Live 2日目

グリーン・マウンテン・スピナーの糸

昨日の夜のバンケットで興奮したせいで、考えも無しに食事後のコーヒーを飲んでしまった。普段寝る前にコーヒーを飲んでも全然平気な私なのにこういう時に限って、寝不足だっていうのに全く眠れない。結局2時間ほどの睡眠で2目を迎える。
1日目より寒い。地下鉄の乗り継ぎうまく行かなくって、10分前に会場入り大慌てでクラスへ行く。
朝のクラスはJosh Bennett の「Custom Knitting Design」、VKなんかにもデザイン出してたり若手だし、けっこう期待していた。ホームワークでウールと木綿の糸でそれぞれけっこう大きめのスワッチを編んで編み目を止めないで持ってくるようにとの指示があり、デザインが中心のクラスだと思ってたんだけど、ゲージから目数と段数を計算しただけだった。??????クラスの説明はVKLiveのサイトのみで確認しようとしたらつながらなかった。つながったらもう情報はなかった。う〜、割とハンサムだし、人は良さそうなんだけど、私には内容のないクラスだった。みんな満足したのかなあ。
一つ良い事があったよ、私のすぐ後ろに座っていた人が自分で紡いだ糸でSmocked Cable Coatを編んで着ていた!クラスが終わるまで全然気が付かなかった。夏用に薄地のも編むんだって!嬉しかったなあ。
マーケトプレースに戻って気になっていたGreen Mountain Spinerの綿とウールの混紡の糸を買う。シンプルな糸でなわ編みを編むのには良いと思うのだ。ブルーの糸を買おうかと思っていったんだけどお店の人にどの色が良い?って聞いたらモスピンクを選んでくれた。それが上の写真。
12時からのレクチャー、Debbie Stollerの「 Lace Exploration」Debbieさんはステッチ&ビッチで有名だよね。面白かったけど特に新しい情報は無し。
スタバで軽い昼。
2時からNancy Marchantの「 Discovering Brioche Lace」これはあたりだったけど、クラスの半分がブリオッシュをやった事がない人。クラスの説明には中級上って書いてあったんだけどね。Nancyはクラスを半分に分けて作り目から教えてくれた。やった事のある半分はレースに挑戦。前にやった事があったのだけれどレースは難しかった。
2冊目の本のスワッチを見せてくれたんだけどこれがものすごく良い。自費出版にするんだって。練習するからスワッチ編ませてって聞いてみようかなあ。結局クラスは30分早めに終わる。私は彼女にスワッチを触らせてもらって、いろいろ話ができた。ラッキー!

ブリオッシュ編みというのは、編み地はイギリスゴム編みと同じで、ノルディック編み物シンポジウムで習った2色で編むフィッシャーマンリブとよく似ている。違いは編み方だ。イギリスゴム編みは引き上げ編みで下の段と一緒に編むんだよね、そういえばワッフル編みっていうのもあったね。フィシャーマンリブは1段下を一緒に編む。ブリオッシュはかけ目をする。そのせいかふわっと目のそろった編み地になるそうだ。本業はグラフィックデザイナーさんだそうだ。
7時からトライベッカでチャリティーオークション。エリザベス・ジマーマンの棒針がケースごと出てたよ。私は本に入札したけど、落札はしなかった。9時ころにお腹もいっぱいになったので地下鉄で帰ってくる。今日はちゃんと寝ないともう保たない。

結論、自分のレベルに合ったクラスを吟味すること。人気のクラスとか、先生が若くてハンサムだなんて事に惑わされないこと。Nancyに会ったのは収穫だった。日本からの日本人に会えるかなって思ったけど特に見かけなかった。