もろもろ

アイリッシュ・クロシェのお花

 昨日すい臓がんと戦っている友達を支援するためのライブがあった。こっちでは健康保険が個人単位で申し込まなくてはいけないので、フリーで働いている人は最低でも一月250ドルという金額はなかなか払えず健康保険がない人が結構いる。彼もそう、保険が無いから具合が悪くっても病院へ行かず行った時には、状況が悪くなってもっとたくさん支払わなくてはいけなくなった。詳しくは分らないけれど、出て行く金額の方がたくさんになって、緊急で募金をしたりしていた。そうして昨日のライブ。腰まである金髪の2メートル近くある骨太のごつい男だったのに、もう1人では階段すら足元が危なかった。それでも金髪は背中にたらしてたし、声も頭もシッカリしてたので少し嬉しかった。去年40歳そこそこでなくなった友人とも同業界、皆なんだか必死だ。「仲間なんだぞ!負けてたまるか!」という意識がひしひしと感じられた。良くなって欲しい。お葬式でまた皆と会うなんて真っ平だ。