Mdrona Winter Retreat 2013

1日だけ見えた山

シアトルから少し南にタコマという町がある。そこで毎年この時期にマドローナという編み物コンベンションが開かれる。中心は女性二人で小さいとはいえないイベントを切り盛りする。他の編み物コンベンションとの大きな違いはビジネスでは無く人と人とのつながりを重要視しててやっていることだと思う。だから毎年いつものメンバーが1年に1度会う編み友に会うために集まってくる。
東海岸に住んでいる私に取ってはアメリカ大陸を横断なので大旅行だ。時差も3時ある。

主催者側からは、ワークショップを取りすぎないように、みんなとのんびりゆっくりする時間も取ってねって言われる。あんまり社交的でない貧乏性の私は、せっかく来たんだから学ばなきゃってことで今年も1日クラスを4つ取った。
1日目:ブレンダ・デインのトップダウンラグラン中級編

彼女はウエルズに住むアメリカ人、Cast Onというポッドキャストを長年やっていて世界中に彼女の声のファンがいる。ここ数年はやりのトップダウン、中級ってことと彼女の声が聞きたいばかりに受講。
基本的なラグランは同じ袖の形が4枚あると出来るよって所から身頃に長方形の形を入れ込んで、ラグランの増やし目はどこも一緒のお約束で、寸法を計算する。
あんまり細かいことを言わなければなかなかの方法だ。これなら割と簡単にラグランが編めそう!
2日目:キャサリン・ローのThe Wow Factor

自らのニットをクチュール・ニットと呼ぶ。とじ針を使わないでセーターを作る。作り目、端目、とじはぎすべてにおいて早くできるよりも綺麗にできるが目的。技術的なクラス。時間が足りなかった。
3日目:スザーン・ニューホールのBlended Intarsia
[:Right]
新しい技術の紹介。思ったより簡単で、次のデザイン応募に使いたいと思った。でも彼女はこの技法の紹介本を書きたいということでその本が出版されるまでお預け。
4日目:ロリリー・ベルトマンの縦の編込み

これまた新しい技法。なんかに使えそうだ。サンプルを編むのが楽しかった、すべて輪編み。
後日それぞれの写真をアップすることにする。