編み物

 メケメケ・プロジェクトは前後身頃を続けて編んでいるので、作り目は194目になった。途中バイキングニットのようにケーブルのところで増えたりするので最大234目までになる。模様のパターンが大きいので覚えられ無いけどその分単純なので、パターンをそうしょっちゅう見なくても済んでる。
 MADへ行ってきた。昔はクラフト美術館といっていたような気がするんだけど、変ったのね。MOMAの入場料が20ドルになったせいかMADの入場料が9ドルと言うのが安く感じられる。見に行ったのは「Radical Lace & Subversive Knittign」日本語に訳すとどうなるのかなあ。「過激なレースと破壊活動的編み物」、ひどい訳だ。やっぱりここでも大きさがポイントのようだ。指の先に載ってしまうようなグローブやクレーンを使っての編み物なんかもあった。異素材も健在、1ドル紙幣や新聞紙で編んだ作品や鉄、ゴム、プラスチック等々。でもやっぱり安心するのは糸を使った作品、回りにぐるりと鉤針編みの頭蓋骨が付いたテーブルクロス、モチーフのつなぎ方がランダムでバランスが取れていた。私の大好きな Yoshiki Hishinumaさんの作品はステキだった。どうつながっているんだろうとしばらく見つめていた。一番気に入ったのは蛇の皮をニットで編んだ物 RUTH MARSHALLさんの作品。どうやって編むのか分からない編地もあってしばらくガラスのケースに張り付いていた。展覧会のカタログが欲しかったんだけれど、45ドルもするんじゃあ買えない。カタログ見たらカタログの方がぜんぜん作品数が多いのにびっくり、狭いからねーこの美術館。全部展示は無理だったのね。