編み物

 昨日はシャ−リーのかぎ針編みのクラスとリサさんのクラスの最終日。シャーリーのところは盛りだくさん過ぎて最終クラスだというのに山盛り宿題が出た。自主勉強してくださいだって。それでもまだまだ教えたり無いって言ってた。
生徒はほとんどの人が毛糸業界でお仕事している人たち。糸屋さんは新しい糸を見せてくれたり宿題をカシミヤの糸や絹糸でやってきて他の人に冷やかされたりする。毛糸屋のオーナーさんたち、毛糸は手触りで売れる。本当はスワッチを編んでそっちの方の手触りが問題なのにって。うん、面白い意見だ。それに「毛糸を化粧した顔に擦り付けるのはやめて欲しいわ。それを買うんならいいけど、そうじゃ無ければ私にとっては脇の下をこすったみたいな毛糸を誰に売れば良いの?」なかなか過激な発言。売ってる方は「そうよそうよ」と同意しておりました。化粧はしてないけど毛糸を買うときちょっとだけ糸を首にあてる私は下を向いて黙ってました。
そのクラスの中でかぎ針編みの日本のチャートが大人気。チャートをもっと勉強して広めようと言う動きになった。糸屋さんは編み物の本も出版しているのでそっちの方から、毛糸のオーナーさんたちはお店でのお教室で動きが始まりそう。
リサさんのところは今日は「ショート・ロー」をやった。ラップを使う引き返し編み。ショート・ローばっかりやっていたら「引き返し編み」を思い出すのにしばらくかかった。前も書いたけど、日本の引き返し編みは「ショート・ロー」よりきれいだ。裏編み側はショ−ト・ローのほうがきれいだけど、裏側輪ほとんど見えないからね。それとごみ袋を編むのをやった。スーパーのビニール袋を編んだ。エコロジーかもしれないけど、指に当たる感じやだなー、編みにくいし。これはもっとアーティスティックな人たちにお任せしよう。

クラスの生徒の一人が来年毛糸屋兼ビーズ屋をマンハッタンの中にオープン予定だそうだ。頑張れ!