シャーリーのDAL

まだどのくらい参加者がいるか分かりませんが、日本人グループは皆さん殆どスワッチの写真をアップしてくださっていますね、ありがとうございます。さて次のシャーリーからの指示ですが私の方へまだ連絡が入っていないのであと数日あるのではないかと思われます。突然出ることもあるけど(笑)
トレーシーも言っているように、これは編物レースではないので日にちはある程度の目安としてくださいとのことですが、そうもずるずる引き延ばしはできないと思います。どういう意味かって言うと一応指定された日にちに向かってある程度努力する。徹夜したりご飯を抜かしたり自分の生活を乱す必要はないし、数日遅れはあとで取り戻せますってことです。

WLSPグループに巻きスモックの巻き方向に関してシャーリーからメッセージ(#40)が届いております。
これまたMidoriさん意訳していただきました。ありがとうございま〜す!
シャーリーのHPからダウンロードしたパターンにはCN(ケーブルニードル)で直接目を編んでとありますが下の説明は右の針で目を編んでからCNに移す(すべり目)と説明があります。どちらでも問題ありません。


『こんにちは 皆さん
巻きスモッキングで、目に糸を巻く方向に関して質問された方々に、シャーリーから直接答えが返って来ています。

1. 巻きスモッキング − KDW(Knitwear Design Workshop・・・シャーリーの本)を持っていらっしゃる方は293ページの下にある巻き方のイラストを見て頂けたら、そこにある説明とスケッチが役に立つことをわかって頂けるでしょう。2図の左側に描かれた矢印を注意してよく見て頂くと、巻く方向がわかります。ケーブルニードルにすべり目をした後、糸を時計と反対回りに巻きます。(イギリスとカナダの方々にとっては、anticlockwiseが一般的な表現ですね)=時計の針の動く方向と反対です。

下記をよく読んでください: 巻く前の準備として、ケーブルニードルにすべり目をした時、糸は最後に編んだ目=左側の端の目に来ています。* 糸を、単純に左手の針とケーブルニードルの間を通して前側に持って来ることから始め、それから目の前側を左から右に持って行き、今度は後ろ側を右から左に動かします。*        * から * までの目を巻く動きを、表示されている回数(2回、あるいは5回)繰り返して下さい。目が回数分巻かれましたら、右手の針に移します。この時の糸は巻かれた目と一緒に右側にあります。編み手は左の針の次の目の操作に移る時、右にある糸を、巻かれた目の後ろ側を通して持って来なければなりません。編み手が次の目に移る為に、巻かれた目の後ろ側を通した糸を引くことによって、この巻きスモッキングはしっかり締められます。この動作が巻きスモッキングの編み地を整えます。

ここからはもし時計回りに糸を巻いたらという説明です。
もし(左側にある)糸を、ケーブルニードルにすべらせた目の後ろ側を通って引っ張って来ることから始めようとすると、ケーブルニードルの右側と右手の針の間に糸を通す前に、右の目まで糸を持って来なければならなくなります。それからパターンに表示された回数を時計回りに巻くことになります。巻き終わりは巻きスモッキングの右側に来ます。もし編み手が、次の目に移ろうとする時、どうなるのかよく見てみると、糸が巻きスモッキングの前を通らなければ、左の針の次の目に行かれないことに気が付くでしょう。これでは、巻きスモッキングを綺麗に整える為に後ろ側でたたみこむことが出来ません。ただ単に前を交差するだけです。もし疑問に思ってこちらの方法で巻きスモッキングを試してみたら、最後の仕上がりがしゃきっとしたものになっていないことが簡単に見て取れるでしょう。少しだれた感じになるでしょう。
シャーリー』