シャーリーのKAL

こんにちは皆さん、

ラベリーにアップされるプロジェクトの写真はどれも美しいです。どうぞ続けて編み過程の写真をアップしてください。皆さんの編まれているものを見るのはとても刺激になります。

幾人かの人たちは袖ぐりまでを輪編みで編んでいると思います。そこから袖ぐりを含めて前身ごろと後ろ身頃に分かれて平編みになります、そのときの端編みに関しての質問がいくつか着ております。

例:バスト、胸囲採寸38”+緩み2”=出来上がりバスト40”身頃のバストは20”づつとなります。
ゲージが6.4目=1”の場合。輪編みの作り目は256目となり、256÷2=128目が前後それぞれの身頃の目数となります。→128÷16=模様8繰り返し。

背肩幅:15”x6.4=96目 なので128目−96目=32目減目÷2=16目それぞれの両サイドで減目。
この16目という目数には端編みは入っていません。

袖ぐりの減目が終わった後に肩までの端編みを編むためには以下のようにします。
背肩幅96目+端目2目=98目、128−98目=30目減目、30÷2=15目それそれの両サイドで減目。
16目減目でなく15目減目して2目を端編みとします。両側で1目づつ少ない減目ですが、端編みは袖をつなげるときに縫い代として使いますので、寸法に影響はありません。

端編みは毎段のはじめを終わりを表目で編むガーター端編みをお勧めします。端編みのはじめは袖ぐりの伏せ目のすぐ後から始めてください。袖ぐりの減目には『スロープド・バインド・オフ』を使うことをお勧めします。これは2回目の伏せ目から使います。

Sloped bind offのしかた:と伏せ目の前の段で最後の一目を編まないで、ひっくり返して(右の針に1目のこっている)左の針から1目すべり目、右に残っていた1目をすべり目した1目にかぶせる。次の目から編んで伏せ目。きれいなカーブができるが、最初の一目が2段分すべり目になっているので物によっては穴が開くので注意。