シャーリーのKAL

一体私はどうしたらいいの?! とシャーリーの訳文をどこまで自分に当てはめて考えたらいいか分らなくなっている皆さんへちょっとまとめてみます。
1.スワッチを編んで、ゲージを出す。1cmに何目何段。10cmに何目何段もあったほうがいいです。スワッチからゲージの取り方は5月9日のブログを見てください。余裕のある方はスワッチを何枚か編んで、パターンに慣れたり、違う糸で編んでみるとパターンの肌触りやステッチの現れ方が違うのが分ります。
2.デザインスケッチ(23ページのデザインプロセス・イグザンプルの表紙の絵のようなもの)を描いて、pdfもしくはjpgファイルでコンピューターの中に取り込んでおく。紙に書いてスキャンした場合ファイルを保存するときの選択としてpdfかjpgを選んでください。Adobeイラストレーターや他のソフトを使って描いた場合もpdfかjpgでファイルを作ってください。
3.製図を描く。これは一番最初にシャーリーのHPからダウンロードした4ページのパターンの4ページ目のシルエット(形)を参考に、身頃のみの寸法を出します(裾幅=バスト寸法の半分+ゆるみ、背肩幅、肩幅x2、衿肩あき、着丈、脇下、袖ぐりから前衿ぐりまで、袖ぐりから後衿ぐりまで、後ろ衿ぐりから肩までの10の数字です。)。このとき自分の気に入っている服の寸法と照らし合わせてバスト寸法やアームホールなども出すといいでしょう。以前に添付メールでお送りした3ページ目の資料を見てください。ミーティングに1番必要なのは自分のバストサイズと背肩幅です。製図のバストサイズが自分のバストサイズの50%以下の場合は測りなおしてくださいね。ゆるみが必ず入ります。背肩幅はゆるみをいれずにそのまま書いてください。ここまでやってあるとかなり楽です。これも2と同様にpdfかjpgのファイルにしてください。
製図は私の指示があってからシャーリーへ添付メールとして送る事になります。製図には必ずミーティングに参加するときの名前を書いてください。
余裕のある人はゲージから目数段数を製図に書き込んだ数字のとなりにカッコ付けで書いてください。例:15cm(45目)
もっと余裕のある人はステッチパターン(16目+1目)がきれいに裾幅の目数に入り込むか計算してください。 例:裾幅の目数145目=16目x9回繰り返し+1目
面白くなってきたぞっと言う人は袖ぐりがステッチパターンのどこから始まって背肩幅へ来た時はどこになるか。前後衿中はどこに来るか肩のはぎめはどこになるかステッチパターンに印をつけておくといいでしょう。
全部プロ並にやる必要はありません。できる限りで良いんです。あくまでも生徒の立場で分らなかったら聞けば良いんです。単位はcmでいいですが、他は全部英語にしてくださいね。分らない単語がある場合はこちらにコメントを入れてください。

必要な機材、コンピューターに接続できるイアホーンかヘッドホーンとマイク。
書くもの、ノート、計算機、寸法表、23ページのデザインプロセス・イグザンプルかシャーリーの本。

4月24日からのブログをしっかり読んでください。計算部分は読むだけではなく自分の製図から実際に紙と鉛筆と計算機を使って計算してみましょう。読むだけだと頭の上を滑って終わりです。

5月23日にラベリーのグループに新しいシャーリーからのメッセージが届きました。後からデザインプロセス・イグザンプルの訳を入れます。次の私たちの締め切りは5月25日ですが日本時間だと5月26日になります。
青色の文字は私の文章です。

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こんにちは、皆さん。

10人のラベリーグループのメンバーと数回のオンラインミーティングしました。皆さんとても素敵なデザインをしてくださいました。これが実際のものとなるのが待ちきれません。現在私とマリで日本人グループとのオンラインミーティングの計画を立てています。

まだオンラインミーティングに参加していなくて次の段階に行ける人は前回の私のメッセージを読んでください。次の段階にいけるとはデザインスケッチ、スワッチ、製図が完成していて「デザインプロセス」の13ページまでを読んで、pdfファイルを準備すると言う事です。pdfファイルは添付メールでshirley@shirleypaden.comへ送ってもらっても良いです。

このKALでスカーフを作ろうと思っている皆さんはオンラインミーティングに参加する必要はありません。ただスカーフを編むとお知らせください。

日本語で私のほうへメールをお知らせの方は、スカーフを編みますと私のほうへラベリーからメッセージを入れてください。

KAL参加している皆さんのうちの1人の嬉しいお知らせがあります。Maryse Delatourさんは私の生徒で彼女は去年私のデザイン・マスター・クラスを取りました。彼女の作品が初めてのVKの初秋号に掲載されます。これは彼女のクラスプロジェクトでhttp://www.vogueknitting.com の“Make Me Blush”から見ることができます。デザインはとても美しい編地のぺプラムつきの作品です。Maryse頑張りましたね!

彼女に限らず私も含めてシャーリーの生徒はあちこちにいます。

それでは次の段階へ進む準備のためにお話しすることを楽しみにしております。

シャーリー

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11ページ:8.後衿ぐり
衿肩あき28目÷2=後衿の中心の伏せ目=14目 28目−14目=14目÷2=7目=それぞれの後衿のサイドの伏せ目。
まず衿肩あきの目の半分の14目を伏せ止めする、残りの段で14目を伏せ目する:用例1"=4段、1段目は最初の14目の伏せ目に使っているので残り3段で14目目減らす。減らし目は2段目と3段目で行い4段目は増減無し。
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