シャーリーのKAL

話の発端はRavelryに「We Love Shirley Paden」が出来た事に始まります。最初は有志の集まりだったのですが、今では500人を超える大きなグループとなっています。グループが出来た事に感激したシャーリーはグループのためにパターンを書くと約束しました。この際だから、ただパターンを書いて提供するよりはステッチパターンを決めて、セーターのシルエットを決めてみんなそれぞれが自分にあったセーターを作ろうということになりました。毛糸代はかかりますが、すべて無料です。

やってみなくちゃ分らない、でも楽しくやろうよっとスタートしました。ていねいすぎるうちの師匠の説明をなるべく分りやすく日本語に訳して、英語に抵抗のある編み物大好きの人たちの力になれたら良いと思っています。これはきっかけなので、面白いなって思ったら自分でどんどん進んでいってください。では始まり始まり。

  • ステップ 1、まず最低限Ravelry:http://www.ravelry.com/のアカウントを取る必要があります。アカウントが取れたら「We Love Shirley Paden」グループ:http://www.ravelry.com/groups/we-love-shirley-padenに参加してください。参加の方法はグループのページの右上「Join This Group」というのをクリックします。これでKALに参加の準備が出来ました。

KALのスレッドは一番上の緑の矢印が付いた「Ravelry KAL Launch!!!! 」です。ながーいシャーリーのメッセージがありますが、ご心配なく手順を追って説明します。参加を決めたらここへ書き込みをしてください。一番最初のメッセージの右下にある「reply」をクリックして書き込みするところへ I will be participating in the KAL。とコピペ。もしセーターを編む事が決まっていればthe KALの間にセーターを入れて「the sweater KAL」としマフラーにしたいなら「the scarf KAL」とします。まだ決めかねているならそのままで良いです。そうして「post reply」をクリックして終了これで管理人さんが何人KALに参加かが分ります、この数字はとっても大切ですからぜひ書き込みしてくださいね、だからといってや〜めたと途中で投げ出しても、急用ができちゃったわっとやめても誰もなんとも言いませんので、ご心配なく。いろいろな情報が書き込まれますから出来るだけチェックしてください。サイト丸ごと日本語訳は出来なさそうですが、http://babelfish.yahoo.com/ を使うとなんとなく理解できます。

  • ステップ 2、スワッチとセーターのデザインを決める日が4月30日になっていますが、スタートが2週間遅れですから多少遅れても許してもらえると思う。私もこれからです。

ステッチパターンとセーターデザインはシャーリーのHP http://www.shirleypaden.com/ から、EVENTS AND LECTURESをクリック。次のページの左側「RAVELRY KAL」をクリックするとふたつのファイルが出てきます。上の方は4ページのPDFファイルで、ステッチパターンのチャートと英語での段ごとの編み方とセーターデザインの基本的形です。これはプリントアウトしましょう。もう1つはレース編みようの作り目の説明です。ステッチパターンは志田ひとみさんのクチュールニット模様編み250の61番と同じです。作り目は日本ヴォーグ社の「作り目のいろいろ」に掲載されている「棒針で編むつけるつくり目」と同じですが、Youtubeで「Knit Cast on」でビデオを見たほうがわかりやすいのでは無いかと思います。

英語の編み物用語の翻訳は3369さんのこのページがとっても便利です:http://3369.moo.jp/knitting/_dic/ どうしても見つからない場合は聞いてくださいね。

1ページ目の下のかけ目の仕方はとても便利なので、後日訳します。

  • ステップ 3、スワッチを編みます、自分の好きな糸を選んでください。色は薄い方がステッチがはっきり見えます。1ページ目のチャート上の赤い色で囲われたところが繰り返しになります。

幅は16目の繰り返しを3〜4回して長さは26段を2回繰り返します。幅の3回か4回は糸の太さにもよりますが、スワッチが編みあがった様態で大体19cmから20cm四方になるようにします。Selvedgeは端編みで段の最初と最後の目を裏表関係なく表目で編みます→ガーターのはし目が出来上がります。もようのバランスを取るために右はし目の次は裏1目を編んでから繰り返しに入ります。Knit Cast Onで51(67)目作り目をしたあと、裏目で1段編みます。次の段からもようが始まります。スワッチが編みあがったら軽く蒸気アイロンをかけます。ゲージは端編みの内側と作り目伏せ目の内側を計ります。私用した毛糸の量も計っておいてください。これでどの位毛糸が必要か計算できます。身頃を平編みではなく輪編みでやりたい方がいればお知らせください、スワッチの編み方をお知らせします。

  • ステップ 4、セーターの形はクラシックボディーと呼ばれるものです。セットインスリーブです。好みのすその長さとそでの長さを決められます。参加者の中にはカーディガンを編んでも良いかと聞いてくるつわものもいます。基本的にはセーターで全模様ですが、前だけとか部分的にと言うのもありです。自分サイズで自分用に編むので好きにデザインしてください。グループに質問なり感想なり英語で書き込んでくださるのは大歓迎です。書きたいけど英語がわからない場合はご相談ください。

詳細は彼女の本に書いてあるのですが、本が無くても出来るので、このまま進みます。サイズを出すために採寸が必要になります。

4月30日まで日にちがあまりないので、予定を変えて大急ぎでやりました。ミスタイプ等あるかもしれませんが見つけたらお知らせください。質問等もコメント欄を使ってくださいね。
この際です、英語のパターンを読めて編めるようになりましょう!

仕事の合間でやりますので、寸時で対応するのが無理な事もあります、どうぞご了承ください。