編み物

 シアトルの北欧編み物会議で三つ受けたワークショップのうちのふたつめは、実はどうかなあ、面白いかなあ、ぐらいの気持ちで申し込んだものだった。取って大正解! 目からうろこのクラスだったのだ。先生は Marianne Isagerさん、デンマークで毛糸の会社を持つデザイナーだ。娘さんはAMIMONOという自分の会社を持っている。実は彼女の本もいろいろ見てう〜んと言う感じだった、実物を見たら本の何倍も良かったのだ、私の中では写真の方が実物より良い事が多かったのでビックリ。
課題はミトン。クラスは結構な人数だったけれど、早めに行ってまたもや先生の近く・・・と思ったら彼女はぐるぐる動き回ってどこが正面と言う事はなかった。6時間の間ズ〜と生徒の間を立ち歩いていたのだ。やりながら説明を受けながらなので、あっちこっち間違っているけれどこれがクラスで編んだもの。6時間でこんだけ。編んでいない親指が後からやるのに一番大変だった。前にも書いたけど「Entrelac=白樺編み」のクラスなんだけれど、このミトンの中にはドミノ編み、シャドー・ニッティング、白樺編みが含まれている。こういう人が才能のあるデザイナーって言うんだろうなーと思いつつ、食わず嫌いはいかんとまたしても思った。