趣味の編み物

 近所の毛糸屋さんにデビー・ブリスがお話と本のサイン会で来た。10分ほど前にお店に行ったらもうすでにお店の中はほどほどに混んでいる。多分彼女はここで話すだろうなあっと思うところの近くに陣取る。当然イスはもう無いし、結構お年の方もいらしたのでそちらへ譲る。予想した場所に彼女のテーブルが設置されお話が始まる。慣れているんだなー、お話はよどみなく、始めイギリス訛りの英語になかなか聞き取れなかったけれど慣れてくると何とか聞き取れるようになった。サンプルをたくさん持ってきてくれてそれをお店のお客さんへ次々と着せ始めた途端、写真を撮る人、着回しをする人、鏡の前にすっ飛んで行く人とほとんど収拾がつかなくなってしまった。サンプルがどの本に載っているかと言った途端に、山に積まれていたスタイルブックがばーっとなくなる。
彼女がお話の始めにどうやってデザインをするかと言う話が面白かった。いくつかのスケッチやアイディアのコラージュや参考になることがいっぱいあった。来年新しく出る本のサンプルはとってもステキだった。糸が結構細いのだと思うケーブルががっちり入っている割には編地はそんなに厚くない。自分に似合うかどうかはわからないけれど編むのは楽しそうだ。