編み物

 さてスペインの編み物、行く前のリサーチでは編み物はあんまり盛んではなくクロシェもドイリーが主流。毛糸屋はカウンターの後ろに毛糸が並んで触らせてもらえないとかとかで、ぜんぜん期待していかなかった。それでもありがたいネットの世界、何件か毛糸屋を探して行ってきた。
まずはバルセロナの毛糸屋「All you knit is Love」:personesllanes.com シエスタに邪魔されてなかなか開店しているときにいけなかったけれど、とうとう開店しているときに駆けつけた。お店の人には英語が通じた。店員さんい「あなたRavelryに入ってる?」って聞かれて早速お友達になる。すごいなー、Ravelry万歳! ここではAddのレース針を購入いくらドルが弱いといってもお安かった。それとスペイン中部の農場からのブランケット用のウール。ちょっとちくちくするけどフエルト化はばっちりよっといわれ購入。お店も小さく、毛糸も種類もそう沢山ではなかったけれど毛糸は触り放題だし、とっても親切でお勧めの場所!
お次はヴァレンシア、こちらでも3軒ほど旧市街を歩いていて見つけたが、すごっく入りにくくって結局入店できず。その代わり小さなスクエアー(丸かったけど)古いマーケットを見つけた、レース糸や刺繍糸、切り売りのレース等「あっ、見っけー!」って感じだった。レイナ広場のすぐそばPlaza Redonaにある。そこのお店にレースのハイソックスで刺繍の入ったものとレースの帽子(これはゴヤの絵で村人たちがかぶっているBag Capに似ていた。)のフリンジ付が飾られていた。パターンを探したけど見当たらない。聞きたかったけどスペイン語は分らないのだった。残念。
最後はマドリッド、こちらはお店が混んでいた事もあって入り易かった。もちろん日本語も英語も通じなかったけど。1件目はマイヨール広場の一角にある「EL Gato Neguro」名前どおりに黒猫の看板がある。ここは毛糸をたくさんおいている手芸やさんって感じ、毛糸は量り売りで勿論カウンターの後。ここでバレンシアで手に入れたステッチパターン本の広告ページを持って行って指をさして抜けていた号数を買う、6冊全部そろった。その後、1927年創業の Lanas SIXTOという小さな毛糸屋さんへこちらも毛糸はカウンターの後、「おっセール箱を見っけ!」毛糸を持ち上げた途端、お店のおじさんがスペイン語でなにやら説明してくれる。Lanaというのは毛というのは調べていったから何に関して言っているのかは大体想像がつくものの毛糸のラベルを見ないとなんのこっちゃでありました。ほとんどの毛糸はこっちで買えるし値段も下手をするとこっちのほうが安いかもしれないので、セール箱の中からKatiaのMexicoという糸を1.5ユーロで購入。まあ大体2ドル50セント+タックスって感じ、お安い満足感。本屋も何軒か行ったけれど、季節もあるのか全滅。
 旅行中の編み物はみほこさんとのCALパンパニーをモチーフの数だけで言うと63個要るモチーフの半分強ってとこかしら。ナンシーブッシュさんのレーススカーフはおうちに戻ってきてから仕上げた。Manonは編み直し、この糸母親が買ってくれたから見せに持って行こうか迷っているところ。日本の夏に毛100%のジャケットを編むって言うのもねえ。
写真を載せたいんだけどフォトライフがうまくいかなくってアップできない。はてな掲示板を見に行ってみたけれど、同じ問題を持つ人が何度か書いているんだけれど返事が付いていない。日本から帰ってきたら腰を落ちつけて調べてみる事にする。