もろもろ

ニッテド・カップケーキズ

 ご近所の新しいワインバーへ時々顔を出す。カウンターに座って色を言うだけでお好みのワインを出してくれる。だからいつまでたっても自分がなんと言う名前のワインを飲んでいるか分らない。それでも心地の良いひと時を提供してくれるのでよしとする。ワインの名前を覚えたからといって酒屋で手に入るかどうかも分らないし、そのワインバーへ行って特別な気分の上での味だから同じワインを手に入れたからって同じ味とは限らないのだ。