お仕事

 来年7日から仕事始めのパペット工房から契約書が届いた。読んでチェックしてサインをしてもって行かなければならないんだけど、同意できないところがいくつかあるのでこれは交渉しなければいけない。友達はこの契約書が原因でやめたりしているからきついものになりそうだな。現実問題サインしなくっても仕事は出来るし給料も出る。だけどサインをあんまり長いことしないと弁護士サイドが動き始める、そうすると自宅に電話は入るし給料がストップすることもあるみたいだ。読みもしないでサインしてもたいした問題は起こらないというか、そのほうが表立った問題は起きないのだけれど、これからの人たちのことを考えると一応ね、何か言っといたほうが言い訳だ。契約書の内容は「あなたの権利は何もない、会社が全部所有する。失敗や、損失はすべてあなたの責任。」ってもんなんだけどね、ひどいものになると、アルバイトをしてはいけない、この会社を辞めて半年は同業の仕事についてはいけない、会社内で作ったものはすべて会社に帰属する。なんてのもある、文字で見るとたいしたことないけどフリーで働いている人間にとっては死活問題だったりする。お昼休みに贈り物用の編物をしてもこれは会社のものとなってしまう訳だ。まあ、会社も成り立つために大変だからね、その辺が交渉になるってことだ。