もろもろ

アーティチョーク

 こっちに来てから知った食材の中で、大好きなもののひとつが「アーティチョーク」。最初聞いたときは「アンチョビ」の親戚(お魚)かなって思ったり。インテリアの飾りで使われていることがあってその時は松かさの一種かと思っていた。それが生の野菜として目の前に現れたときは頭の中にファンファーレがなったくらい感動的だった。ほかほかと湯気の出るアーティーチョーク、新しい畳の匂いがした。もちろん食べ方なんて知るはずもなく、一緒に食卓を囲んだ人が食べるのを見てまたびっくり。葉っぱ(?)を歯でしごいて葉肉を食べるのだ。味はお芋みたい。外側からどんどん食べていってはっぱが無くなると中心にとげとげのブラシ見たいのが出てくる、これは食べられないのでフォークですくって捨てるとその下に肉厚の皿状の塊があるのだ。これがまた美味しい。北海道出身の芋好きにはたまらない野菜だ。