編み物

 最後の町はチューリッヒ。ザルツから汽車で5時間あまり、車中で編むために手に入れた模様のパターン本とグレーの靴下糸を用意する。ドイツ語がわかんないけど、記号図がついているので何とかなるベー(いつもの調子)で編み始めたもののどうも本に載っている写真と同じにならない。しばらく悩んだ末に偶数段が書いてあるものと無いものがあるのを発見。偶数段をたして編んだら写真と同じになった。なわ編みがあるものが出てきたのだけれど、ねじりが反対になる??よーく見ると写真が上下さかさまジャン! まあいろいろありましたが、無事にチューリッヒへ着いたわけです。さすがに涼しい。雨模様だったのだけれど、昼間16度なんて位でジャケットが欲しかった。


 これまたローワンのHPから見つけたお店へ勇んでいく。が〜ん、またもや夏休みでありました。なかなかステキなお店ではありましたが、恨めしく窓から中を覗いておしまいとなりました。

 帰りは直行便で帰ることになったのだけれど、棒針は多分だめだろうからとかぎ針編を練習しようと針と糸と雑誌を持った。チェックインの時見せられた機内に持ち込めないものリストに棒針があった。輪針はリストに無かったけれど危険を冒すのは嫌だし、アヴリルのキットは糸が足りなくって編み進めなくなっていたのでかぎ針とした。アヴリルのキットは結局うちへ帰ってからゲージのために編んだスワッチをほどいて間に合いました。ほっ。
 これが機内で編んだ生まれて始めて編み終えたレース編みのドイリーです。面白かったけど、アイロンがけがうまくいかなかった。私はまともなアイロン台を持っていないのです。置く場所が無いのもあるんだけれど、薄い座布団みたいのを使って普段はアイロンかけてます。かぎ針のレースってアイロンをかけるときけっこう引っ張らなくってはならなくってしっかりしたベースが無いと形にならないのね。それでも頑張りました。面白かったし、私もレース編みが出来るんだっと高かった敷居がまたげた感じ。

 雑誌に載っていたレースの靴下のお話をしたけれど、その写真がこれ。一体いくつ編めるかしら、何たってドイツ語だし。

で、昨日四苦八苦して解読しようとしていた靴下がこれ。