編み物

 楽しみにしていたキャサリーン・ローさんのワークショップ。土曜日の9時半から5時半まで。
お昼は食べたけれど、実質的に休みなし。どちらかというと大学の講義に近い感じ。
針を動かしたのは一日目のワークショップでは1時間くらいだったと思う。ワークショップは「ベーシック・クチュール・ニッティング」セーター本体の話より、作り目、端編み、ゲージ、ブロッキング、仕上げに関しての話がほとんど。ワークショップの初めに「これは私のやり方で、このやり方が嫌いだったら、やる必要は無い。」とはっきり言い切っていたのには感心した。
作り目のたくさんの種類を紹介して、二つだけ実際編んでみた、そしてなぜその編み方が好きかのかの説明があるので、納得し易い。
日本の「後でほどける作り目の一目ゴム編み」の仕方も紹介していたけれど、別のやり方のほうが簡単だっていってた。

土曜日の昼ごろから降り始めた大雪は、日曜日を心配するほどまでになったけれど、9人の参加者のほとんどは日曜日の続行を希望。

日曜日、吹雪。地下鉄は動いているので私は問題なく会場へ。ダァー!! ビルのドアが開いていない!! あっちこっちへ電話しているうちに多分1時間以上前にビルのドアを明けるはずだった人が現れて皆を入れてくれた。後はスムーズ。ワークショップ二日目開始。休み無しで4時までぶっ続け。その中で、肩の傾斜をやるのに日本の引き返し編みが一番好きだと言っていた。充実したワークショップだった。内容は後日。